国際結婚 ブログ 良い旅ベト気分

東南アジア青年の船のプログラムに合格するコツから下船後の学び、日々の徒然を綴ります

「ベトナム人のお嫁さんをもらったら良かった」と言われた日本人嫁の反応

 1月もあっという間に終わってしまいますね、皆さんお元気ですか?

私は二週間くらい荒れまくっていてとても疲れました( ´∀` )

全く揉めてはいないんですけど、先日、夫がこんなことを言っていました。

 

※私からしても、ベトナム人の嫁をもらった方が、夫はもっとストレス少ない生活を送れているのでは・・と深く同情する部分があるので、「ほんまやね」という気持ち。そうはいっても、ケチで口うるさく喜怒哀楽が激しい私の生まれ持った性格は変わらないと思うので、諦めも大事じゃない?とも思うのだけどね・・

 

「僕が日本人と結婚したので、僕のお父さん、お母さんは損してるよねぇ。

独身で日本で働いてたら、もっとお金も送金してあげられるし、

もし、日本人と結婚せずに日本で僕が働いていたら、そのうちベトナムに帰って、

家を建ててあげることも出来たと思う。」

 

日本人の私から見ると、家を建てることと一生分の借金を背負うことは

同義に思えてしまうので、じ・・自分の親に家を建ててあげたいって・・

思うんだ・・う、うん、お、親孝行は必要よね、というドギマギした感情を覚えつつ、

ベトナムらしい価値観だなーとしみじみ感じてしまいました。

余談ですが、その会話は

ベトナムならいくらで家が建てられるの?」

「500万くらいかなー」

「あ、それなら不可能ではなさそうだね!!日本で建てるのに比べたらハードルは低いね~」と続きます。

リアルに建てるといわれたら「ま・・マジか・・」となると思いますが、

なんか頭ごなしに「本気・・?」というのも不正解な気がして、

上記の反応を返しました。

夫に、ふとした時に振られる話題の切り返しで、これで良かったのかな~と

振り返ることは多いです。

 

 

ネット界隈でも、日越カップルの送金問題についてはよく目にするのですが、

私はバースデーケーキ程度は手土産で持参することはあれど

自分の実家に仕送りもしない価値観でここまで来ているので、

そこまで親御さんにお金を送ってあげたいって、何がそうさせるのかと

思う気持ちも、正直な所あるんですよね。

 

よくよく話を聞いてみると、うちの夫の場合は幼少期結構生活で苦労したものの、

親御さんは大学まで通わせてくれて日本にも快く送り出してくれた。

という部分で親孝行しないと~~他の兄弟(在ベトナム)に比べて

自分は稼いでるし~と感じている様です。

 

幼少期の話を聞くと、私の子供時代とは全く違うのでいつも「お・・・おう・・」

となってしまうんですよね。

私の幼少期が千と千尋だとしたら、夫の幼少期は火垂るの墓みたいな感じです

※誤解を招く表現かもしれないけど、家が燃えたとか

迷子の牛を探して川を泳ぎ山へ探索へ向かったとか、結構次元の違う話が多い。

ジャングル大帝かよ・・

 

私も夫も別の人間だし、結婚前までは、それぞれが全く違う場所で

お互いの人生を積み重ねてきたというところで、

今後も「お・・おう・・」ということは出てくるんでしょうね。。

もしくは、夫の日本化が進んで、久しぶりに帰省した時に

逆「お・・おう・・」状態になることもあるのかもしれませんが、

先のことはわかりませんね。

 

私は日本人と結婚したら良かったって思うことはあまりなく、

それは夫の人の好さと子どもたちの可愛さのおかげ、という所もあり、

平々凡々でそれなりに幸福な毎日を送れているのですが、

まぁ、ベトナム人の奥さんをもらったらよかったって夫君が考えてしまう気持ちは

よくわかる、でも、言うだけにしておいてね、とひっそりと願う今日この頃でした。